宇川直宏 個展「2 NECROMANCYS」
Shintaro Katsu, 2006, Pen on paper
Courtesy of YAMAMOTO GENDAI
2014年1月25日から、山本現代(白金)にて宇川直宏さんの個展「2NECROMANCYS」が開催されます。
宇川直宏さんは1968年、香川県生まれの作家です。現代美術家としての活動の他に、グラフィックデザイナー、映像作家、VJなど、幅広い分野で活躍しています。1998年にサンフランシスコから帰国して以降、ロンドン・バービカンアートギャラリーと東京オペラシティアートギャラリーでの「JAM展」を皮切りに、国内外の様々な個展、グループ展に参加しています。2010年3月には、自ら主宰するライブストリーミングチャンネル「DOMMUNE」を開設。「DOMMUNE」は第14回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選出されています。
本展では、「NECROMANCY」という言葉の通り、宇川さん自身が降霊術によって、そこにいる筈もない対象(著名人)に一方的に交信し、憑依し、存在させようと試みます。宇川さんの手によって会場に現れる著名人たちは、オリジナルとコピー、本物と偽物の矛盾を超越した存在感を私たちに与えます。その他にも、2012年8月に故・夏目漱石が出演した事でも話題となった「FREE DOMMUNE ZERO」の会場で展示されたインスタレーションが本展で再現されます。
本展の開催に伴い、書籍『宇川直宏 一○○○』(一○○○BUNKO発行)が出版されます。宇川さんは日頃からサインを求められるたびに、オマージュとして、誰もが知っている有名人のサインを真似て書いてきました。個展「UKAWA'S TAGS FACTORY!!!」で発表されてきたサインの数は200、500と年々増え、とうとう1000人に達しました。その集大成として、今回書籍が出版されます。
本展の会期は2014年1月25日(土)から2月22日(土)まで。この機会に是非ご高覧下さい。
宇川直宏 個展「2 NECROMANCYS」
2014年1月25日(土)- 2月22日(土)
山本現代
東京都港区白金3-1-1
開廊時間 :11:00 – 19:00
閉館日 : 日曜日、月曜日、祝日
公式ウェブサイト
http://yamamotogendai.org/
「アートフェア東京2021」が開催
2021年3月19日(金)から21日(日)まで、東京国際フォーラムにて、「アートフェア東京2021」が開催されます。
ヴォルフガング・ティルマンス「How does it feel?」
2020年11月7日から、ワコウ・ワークス・オブ・アート(東京・六本木)にて、ヴォルフガング・ティルマンスの個展「How does it feel?」が開催されます。
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭がクラウドファンディングを実施
2020年6月30日、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭が、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、1,000万円を目標に運営費用の募集を始めました。