中村一美個展 開催
庵IX, 2014
259×194cm
アクリリック/白亜地/綿布
2014年9月5日(金)から10月2日(木)まで、カイカイキキギャラリー(東京・麻布)にて、中村一美さんの個展が開催されます。
中村一美さんは1956年、千葉県生まれの作家です。東京藝術大学大学院美術研究科油絵専攻修了。中村さんは1980年代始めより発表を開始し、「Y型」と呼ばれるY字形のモティーフによる表現主義的な絵画作品によって注目されました。続いて、「斜行グリッド」、「開かれたC型」、「連差-破房」、「破庵」、「採桑老」、「織桑鳥(フェニックス)」などのシリーズを相次いで制作、今日における絵画空間とその意味性についての探究を、精力的かつ持続的に展開しており、その制作点数も、絵画だけで1200点を超えています。主な展覧会に、1999年『中村一美 採桑老』(セゾンアートプログラム gallery・東京)、2002年『中村一美展』(いわき市立美術館・福島)、2006年『NAKAMURA, KAZUMI』(クムサンギャラリー・韓国)、2008年『中村一美 2008 存在の鳥II』(南天子画廊・東京)、2013年『中村一美 聖』(南天子画廊・東京)、2014年『中村一美展』(国立新美術館・東京)などがあります。
本展では、中村さん自身がセレクトした十数点の抽象画が展示されます。中村さんは81年の個展を皮切りに数々の展覧会を開催し、日本の抽象画の旗手として熱い注目を集めます。旺盛な創作活動の後、暫くの沈黙期間を経て、2014年春、国立新美術館で大規模な回顧展が行われ、再評価の機運が高まっています。
「西欧絵画における、絶対性、中心性、全体性、純粋性とは別の次元における絵画の成立」を目指してきたと語る中村さんの作品を、この機会に是非ご高覧下さい。
Information
中村一美個展
- 日程
- 2014年9月5日(金)~10月2日(木)
- 時間
- Open: 11:00-19:00 / Closed:日、月 、祝
- 場所
- Kaikai Kiki Gallery 東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビルB1
- HP
- http://gallery-kaikaikiki.com/
Map
Kaikai Kiki Gallery
「アートフェア東京2021」が開催
2021年3月19日(金)から21日(日)まで、東京国際フォーラムにて、「アートフェア東京2021」が開催されます。
ヴォルフガング・ティルマンス「How does it feel?」
2020年11月7日から、ワコウ・ワークス・オブ・アート(東京・六本木)にて、ヴォルフガング・ティルマンスの個展「How does it feel?」が開催されます。
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭がクラウドファンディングを実施
2020年6月30日、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭が、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、1,000万円を目標に運営費用の募集を始めました。