ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界
ジェイコブ・A・リース
「貧困層の子供たち」シリーズより
1890年頃
ゼラチン・シルバー・プリント
20.5×25.2 cm
東京都写真美術館蔵
2014年5月31日(土)から8月31日(日)まで、森美術館にて「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」が開催されます。
19世紀後半のニューヨークで貧しい移民の暮らしを取材した写真家のジェイコブ・A・リースは、英語が不自由な両親の橋渡し役として様々な用務をこなす移民の子どもたちを「ゴー・ビトゥイーンズ(媒介者)」と呼びました。本展は、異なる文化の間、現実と想像の世界の間など、様々な境界を自由に行き来する子どもの性質に注目し、子どもの視点を通して世界を展望しようとする試みとなっています。世界各国の優れたアーティスト26組の作品に表れる子どものイメージを通して、社会で起こっている様々な事象に注目し、政治、文化、家族など、子どもを取り巻く環境と、彼らが直面する諸問題に目を向けています。さらに、遊びや夢、記憶などをキーワードに、大人の常識や伝統の枠組みにとらわれない子どもの創造性と、その多様な感覚に迫ります。
会期中には、子ども向けのワークショップなど、様々な企画も開催されます。この機会に是非ご高覧下さい。
ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界
会期:2014年5月31日(土)-2014年8月31日(日)
主催:森美術館
企画:荒木夏実(森美術館キュレーター)
会場:森美術館 東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
開館時間:10:00-22:00(火曜日のみ17:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで ※会期中無休
入館料:一般1,500円、学生(高校、大学生)1,000 円、子供(4歳から中学生)500円
※表示料金に消費税込
公式サイト:http://www.mori.art.museum
「アートフェア東京2021」が開催
2021年3月19日(金)から21日(日)まで、東京国際フォーラムにて、「アートフェア東京2021」が開催されます。
ヴォルフガング・ティルマンス「How does it feel?」
2020年11月7日から、ワコウ・ワークス・オブ・アート(東京・六本木)にて、ヴォルフガング・ティルマンスの個展「How does it feel?」が開催されます。
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭がクラウドファンディングを実施
2020年6月30日、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭が、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、1,000万円を目標に運営費用の募集を始めました。