ヨコハマトリエンナーレ2014 「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」
©Morimura Yasumasa + ROJIAN
2014年8月1日(金)から11月3日(月・祝)にかけて、横浜の街を舞台に「ヨコハマトリエンナーレ2014」が開催されます。
2001年に「新たな文化創造」を期して始まった横浜トリエンナーレは、これまで4回開催されています。第5回展となる「ヨコハマトリエンナーレ2014」は、美術家の森村泰昌さんをアーティスティック・ディレクターに迎え、これまでの実績を踏まえつつ、アートを通してこれからの時代に必要な新しい価値を追求し、世界とつながる回路を広げていくことを目指します。
森村泰昌さんは1951年、大阪市生まれの美術家です。1985年、ゴッホの自画像に扮したセルフポートレイト写真を発表。以後、一貫して「自画像的作品」をテーマに、美術史上の名画や往年の映画女優、20世紀の偉人たちなどに扮した写真や映像作品を制作しています。国内外様々な展覧会に作品を発表し、2006年度京都府文化賞・功労賞、2007年度芸術選奨文部科学大臣賞、2011年に第52回毎日芸術賞、日本写真協会賞・作家賞、第24回京都美術文化賞の各賞を受賞。同年、秋の紫綬褒章を受章しています。
「ヨコハマトリエンナーレ2014」は、横浜美術館と新港ピア(新港ふ頭展示施設)を主会場として開催します。横浜トリエンナーレはこれまで、横浜赤レンガ倉庫、日本郵船海岸通倉庫、山下ふ頭など、港を臨む横浜らしいさまざまなロケーションを会場として開催してきました。第4回展(2011年)からは、同一会場での継続的な開催を目指し、横浜美術館が主会場のひとつとなりました。横浜美術館は、19世紀後半から現代にかけての国内外の美術を中心に1万点余りの作品を収蔵している横浜を代表する文化施設です。
一方新港ピアは、第3回展(2008年)の主会場として建設されました。現在は、アーティストやクリエーターなどのインキュベーション施設として活用されています。美術専門施設としての高度な機能を持つ美術館と、オープンで自由な展示の可能性が広がる倉庫型施設という性格の異なる2つの空間を使い、多様な表現を持つ幅広い現代美術作品が紹介されます。
「ヨコハマトリエンナーレ2014」の会期は2014年8月1日(金)から11月3日(月・祝)まで開催されます。
ヨコハマトリエンナーレ2014
「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」
会期:2014 年8月1日(金)~11月3日(月・祝)
※休場日:第1・3木曜日
主会場:横浜美術館、新港ピア(新港ふ頭展示施設)
主催:横浜市、(公財)横浜市芸術文化振興財団、NHK、朝日新聞社、横浜トリエンナーレ組織委員会
http://www.yokohamatriennale.jp/
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