リチャード・タトル展 「The Place in the Window」
リチャード・タトル Richard Tuttle
Place, three
2013
cotton fiber and wire mesh
61 x 27.9 cm
©Richard Tuttle
Courtesy of Tomio Koyama Gallery
小山登美夫ギャラリー京都にて、2013年4月26日から、リチャード・タトルの個展「The Place in the Window」が開催されています。
リチャード・タトルは、1941年ニュージャージー州ローウェイ生まれの作家です。現代において最も重要なアーティストのひとりと言われ、世界中様々な場所で個展や大回顧展が開催されています。1960年半ばから現在に至るまで、半世紀にわたるその長いキャリアにおいて、非常に多様であり、分類すら飛び越えた作品群を発表し続けてきました。彫刻、ペインティング、ドローイング、コラージュ、インスタレーション、そして言語や詩、これらの間にある領域から生み出されるその作品に共通しているのは、何にも規定されず、属さない自律性と独立性です。作品自体のもつライン、フォルム、質感、色、ボリュームが構築するのは、既存の表象・認識システムの外にある、いきいきとして詩的な、オルタナティブな視覚言語であり、その空間的な展開による豊かな知覚的効果です。
リチャード・タトルは2012年9月より、ロサンゼルスのゲッティ・リサーチ・インスティテュートのアーティスト・イン・レジデンスに滞在しています。日本での待望の展覧会である本展では、その滞在中に制作した壁掛けの彫刻、またドローイングなどの新作が展示されます。
タトルは、日本で大好評を博した映画「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」、その続編「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」にも出演しています。小山登美夫ギャラリーでは2002年、2007年以来3度目、京都スペースでは初めての個展となります。この機会にぜひご高覧下さい。
リチャード・タトル展 「The Place in the Window」
2013年4月26日(金)- 6月1日(土)
小山登美夫ギャラリー京都
京都府京都市下京区西側町483(西洞院通 / 新花屋町通 西南角)2F
開廊時間:火-土曜日 11:00-19:00
休廊日:日.月曜日 及び 祝日
公式ウェブサイト
http://www.tomiokoyamagallery.com/
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