Artchevron_right森美術館10周年記念展「LOVE展:アートにみる愛のかたち」―シャガールから草間彌生、初音ミクまで

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森美術館10周年記念展「LOVE展:アートにみる愛のかたち」―シャガールから草間彌生、初音ミクまで

By the editors of TECHNÉ, posted at 01:26 PM on January 10, 2013

シルパ・グプタ
《わたしもあなたの空の下に生きている》
2011年
アクリル、LED 254×989.5 cm
展示風景:「この素晴らしき世界:アジアの現代美術から見る世界の今」広島市現代美術館、2012
撮影:中尾俊之(CACTUS)

2013年4月26日(金)から9月1日(日)まで、開館10周年を記念して「LOVE展:アートにみる愛のかたち」が森美術館(六本木)にて開催されます。

2003年、森美術館は全ての人にとって大切な「幸福」をテーマに、開館記念展「ハピネス:アートにみる幸福への鍵」を開催しました。10周年を記念する本展では、幸福に続く普遍的なテーマとして、人間の根源的な希求であり、古今東西、あらゆるジャンルの芸術家たちに多彩なインスピレーションを与え続けてきた「愛」がテーマとなります。

恋愛、家族愛、人類愛など、生を育む愛はその平和的・肯定的イメージの反面、執着や嫉妬、憎しみや恨み、敵対心などの感情を呼び起こす複雑さをはらんでいます。さらにインターネットなどの新しいテクノロジーが発展した今日では、バーチャルな愛や個々人の新しいつながりが生まれ、愛はさらに多様な広がりをみせています。

本展は、「愛ってなに?」、「恋するふたり」、「愛を失うとき」、「家族と愛 」、「広がる愛 」の5つのセクションで構成され、時代や地域を超えて選ばれた美術史を彩る名作、意欲的な新作を含む約100点を通して、複雑で変化に富んだ愛の諸相を考察します。2011年に未曾有の震災を経験した日本において、また紛争の絶えない世界状況の中で、アートを通して、あらためて人とのつながり、愛の多様性と可能性を問いかける展覧会となっています。

本展のみどころは、MoMA、TATE所蔵の協力により、西洋美術史を彩る名画が勢揃いします。また、パリやロンドンでの個展が話題の草間彌生さんの新作インスタレーションも展示されます。その他には、ヴァーチャルな世界を通して生まれたボーカロイドの歌姫、初音ミクが森美術館に登場します。この機会に是非ご高覧下さい。

主催:森美術館
企画:南條史生( 森美術館館長 )、森美術館学芸部
会場:森美術館 東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
開館時間:10:00 -22:00|火 10:00 -17:00
*いずれも入館は閉館時間の30分前まで *会期中無休
入館料:一般 1,500円、学生(高校・大学生)1,000円、子供(4歳-中学生)500円 *表示料金に消費税込
*スカイデッキへは別途料金がかかります
【公式サイト】
http://www.mori.art.museum

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