techné newschevron_rightCerevoが新商品発表会にて「MKZ4」を発表

2016年6月30日、都内にてCerevoの新商品発表会が都内で開催され、改造ミニ四駆製作キット「MKZ4」が発表されました。

「MKZ4」は、スマートフォンで操作する改造ミニ四駆製作キットです。SoC 「ESP8266EX」を搭載した無線LANモジュール「ESP-WROOM-02」、ミニ四駆操作用の専用基板とステアリングパーツのほか、基板実装に必要な各パーツが一式セットになっています（ステアリングパーツはステアリングラックとタイロッド、フロントナックルに相当）。

発表会にはCerevo代表取締役CEOの岩佐琢磨さんが登壇し、「20年、30年という長いタームで、IoTなど、みなさんのお使いの物がインターネットにつながったり、チップが入ったりという時代がくると考えていて、そうすると何がおきるのだろうかというと、大袈裟ですが今8歳とか10代の方がCerevoを支えるかもしれない。今の子供たち、若い人にIoT、インターネット×ハードウェアを今この瞬間に身近に感じて頂かないと、10年後20年後、日本の産業としてIoTって力になるんだろうか」と語り、「MKZ4」が若い人、子供たちに向けたものであると説明しました。

「MKZ4」は、2015年の11月にDMM.make AKIBAと共同で開催されたワークショップ「スマホで自由自在に操作できるIoTミニ四駆を作ろう！」から生まれた製品です。このワークショップの反響が大きかったことから、製品化に向けた準備が進みました。

「MKZ4」の価格は5,980円（税抜）です。組み立て時に便利な書き込みキット「MKZ4WK」（税抜1,980円）と、電子工作初心者向けのツールセット「MKZ4TS」（税抜9,980円）は6月30日から発売を開始し、7月中旬から順次出荷されます。

Cerevo Maker series
https://maker.cerevo.com/