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「獺祭」の桜井博志社長が登壇「日本酒はなぜうまいのか?」シンポジウム開催

By the editors of TECHNÉ, posted at 12:13 AM on May 25, 2016

2016年5月24日、「日本酒はなぜうまいのか?~和食が世界をリードする~」をテーマに、日本文明研究所主催のシンポジウムが開催されました。

シンポジウムには、日本薬科大学特任教授の北本勝ひこさん、旭酒造株式会社社長の桜井博志さん、作家の竹田恒泰さん、日本文明研究所所長で作家の猪瀬直樹さんが登壇しました。

日本酒の歴史や純米大吟醸の定義など、日本酒について含蓄のあるトークが進む中、竹田恒泰さんが酒つくりに参加し命名した「國酒禊」が登壇者に振る舞われました。「國酒禊」について桜井さんは「綺麗でさわやかな味」と評し、その後も日本酒のトークは弾み、話題は日本酒の海外進出へ。桜井さんは「日本のものというよりも、絶対的に美味しいものを作らないといけない。(中略)三ツ星シェフで知られるロブションも、獺祭を飲んで『一瞬で恋に落ちた』と言ってくれた。」と語り、グローバル展開していく中で、獺祭の取り組みを説明しました。その他にも桜井さんは「忸怩たる思いではありますが、機能性ではワイングラスには勝てない。ワイングラスに勝てるグラスを開発しなければならない」といったコメントを残しました。

日本文明研究所主催のシンポジウムは今回で4度目の開催となり、前回開催には小泉純一郎元内閣総理大臣が登壇しました。日本文明研究所は日本のアイデンティティを追求すべく、主に「思想・哲学・倫理領域」「経済経営領域」「工芸・技術領域」「医療領域」「総合領域」の5領域に関する日本文明への研究を深める活動を行っています。

日本文明研究所
http://www.japancivilization.org/

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