Entertainmentchevron_right「手塚治虫×石ﾉ森章太郎 マンガのちから」開催

2013年6月29日（土）から9月8日（日）まで、東京都現代美術館（清澄白河）にて、特別展「手塚治虫×石ﾉ森章太郎 マンガのちから」が開催されます。

夢、希望、勇気･･･ “マンガのちから”は、私たちにたくさんの感動を与えてくれます。いまや世界的な文化として成長したマンガ。本展では、マンガの文化的発展に多大な貢献をした手塚治虫さんと石ﾉ森章太郎さん、この二人の歩み、作品に込められたメッセージを、「鉄腕アトム」、「ブラック・ジャック」や「サイボーグ００９」、「仮面ライダー」といった代表作の原画や様々な映像などで振り返りながら、“マンガのちから”の源流を探ります。

展示構成は、それぞれ二人がつくったマンガの“始まりと、世界的な文化として成長したマンガの“今”を象徴的に展示する【プロローグ ここから はじまり】 、1952年に運命的な出会いをする二人の、青年期に描かれた作品や当時のエピソードを紹介する【第1部 二人の出会い マンガ誕生】、マンガ雑誌が月刊誌から週刊誌へ、さらにはアニメーションやメディアミックスなど、時代の変化に表現を即応させ、マンガを進化させていった二人の足跡を当時の記録映像や関係資料とともに立体的に展覧する【第2部 爆発するマンガ 時代への挑戦】 、二人がマンガで表現したテーマは、「人間」、「生命」、「未来」、「哲学」など、現代でも色あせない人類にとって普遍的なものでした。それらのさまざまなテーマをどのように描いたか、両者の対比の中で見せる【第3部 “ちから”の本質対決】、著名作家による本展のためのオリジナル作品など、国内外の現代作家が制作した二人へのオマージュ作品が展示される【第4部 未来へ生き続ける“ちから” 現代作家によるオマージュ作品集】となっています。

本展は見どころは、お二人の未使用・未発表原稿が初公開される事や、伝説的逸話が数多く生まれた、東京都豊島区にあったマンガ家アパートの「トキワ荘」が再現される等、盛り沢山の内容となっています。本展覧会は、広島県立歴史博物館（2013年11月15日～2014年1月5日）、大阪歴史博物館（2014年1月15日〜3月10日）、山梨県立博物館（2014年3月21日～5月19日）、宮城県美術館（2014年5月31日〜7月27日）にて巡回されます。

特別展 「手塚治虫×石ﾉ森章太郎 マンガのちから」
会　期：2013年6月29日（土）～9月8日（日）
時　間：10:00 - 18:00（入場は閉館の30分前まで）
休館日：月曜日（ただし7月15日は開館）、7月16日
会　場：東京都現代美術館　企画展示室B2F
主　催：公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、ＮＨＫ、ＮＨＫプロモーション
後　援：外務省、経済産業省
特別協力：手塚プロダクション、石森プロ
機材協力：NECディスプレイソリューションズ
観覧料：一般1,200円/ 大学生・65歳以上900円/ 中高生700円/ 小学生以下無料＊保護者の同伴が必要です。
住　所：東京都江東区三好4-1-1
公式サイト：http://www.mot-art-museum.jp/