Googleが視覚障害者をサポートする「Lookout」をリリース

2019年3月12日(現地時間)、Googleが視覚障害を持つ人々のためのコンピュータービジョン支援アプリ「Lookout」をリリースしました。

「Lookout」はコンピュータービジョン(コンピューターに取り入れた生の画像情報を処理して必要な画像情報を取り出す技術)を使用し、目の不自由な人や、周囲の情報を得ることが困難な人をサポートします。

スマートフォンのカメラを向けると、進行方向に何があるのか、音声で知らせてくれます。カメラを向けると物を認識する「Google Lens」と同じ仕組みが採用されており、Googleは2018年のGoogle I/Oで「Lookout」を発表してから、品質の向上に取り組んできました。

「Lookout」は現在、100%完璧に認識するものではないとGoogleは公式ブログで警告しつつ、初期ユーザーからのフィードバックを募集しています。アプリは、Google Pixelシリーズのみダウンロード可能で、米国のみのリリースとなっています。

【Lookout】
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.accessibility.reveal

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