2019年3月3日(現地時間)、スペースXの宇宙船「ドラゴン」が、国際宇宙ステーションとのドッキングに成功しました。
テスト飛行中の宇宙船「ドラゴン」は、将来的にNASAの宇宙飛行士が搭乗する予定で、今回のテスト飛行は、スペースXの宇宙服を着用したダミー人形の「リプリー」と、地球の形をした可愛らしい人形「リトルアース」が搭乗しています。
アメリカでは、スペースシャトル計画が2011年に終了した以降は、国際宇宙ステーションに宇宙飛行士を送る手段として、ロシアのソユーズを頼る形となっています。今回の宇宙船試験打ち上げは、アメリカの有人宇宙飛行の再開へ向けた第一歩として注目を集めていました。国際宇宙ステーションからは、クルーのアン・マクレインが“お客様”を迎え入れる動画が送られています。
「ドラゴン」は国際宇宙ステーションと5日間接続し、補給物資を実験サンプルと積み替えた後、地球へと帰還します。