2019年3月2日、スペースXの「ファルコン9」ロケットがケネディ宇宙センターから打ち上げられ、搭載されたカプセル型の宇宙船「ドラゴン」の分離も成功しました。
「ファルコン9」に搭載されたカプセル型の宇宙船「ドラゴン」は、将来的にNASAの宇宙飛行士が搭乗するために設計されており、今回はスペースXの宇宙服を着用したダミーの人形「Ripley」が1体搭乗しています。「ドラゴン」はグリニッジ標準時間の3日午前11時に、国際宇宙ステーションに到着する予定です。
アメリカでは、スペースシャトル計画が2011年に終了した以降は、国際宇宙ステーションに宇宙飛行士を送る手段として、ロシアのソユーズを使用していました。ドラゴンの試験打ち上げは、アメリカの有人宇宙飛行の再開へ向けた第一歩となり、注目を集めていました。