「月がきれい」放送直前スペシャルステージ【AnimeJapan 2017】

2017年3月25日(土)、東京ビッグサイトにて、日本を代表するアニメ関連企業・団体や豪華声優陣が集まる世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2017」が開催されました。
本イベントのメインエリアに配置された REDステージ・GREENステージ・BLUEステージの各ステージでは、最新アニメ作品の発表やトークイベント、ライブなど様々なステージが2日間に渡り展開されます。

3月25日、BLUEステージでは、11時35分から【「月がきれい」放送直前スペシャルステージ】が披露されました。
ステージには、声優陣から千葉翔也さん(安曇小太郎役)、小原好美さん(水野 茜役)、田丸篤志さん(比良拓海役)、村川梨衣さん(西尾千夏役)、そして制作陣からは、岸誠二さん(監督)、南健さん(プロデューサー)が登壇、鷲崎健さん司会進行の下、4月放送開始予定の新番組「月がきれい」についてトークショーが行われました。

南プロデューサーいわく「普通」の中学生の恋愛を淡々と描く、「日常を切り取った」という本作品。
ステージ上では、キャスト陣が各々のキャラクターをどう演じたかなど、苦労話や演じながら感じた作品の魅力を語ったほか、自身の中学生時代の話など懐古談に花を咲かせました。
また当日、会場へ来ることのできなかったOP/EDを担当する東山奈央さんは、「穏やかな空気が流れる作品になっていて、素敵なお芝居や澄み渡るような音楽と映像を早く皆さんに届けたい」と、ビデオメッセージを通して熱い思いを会場へと届けました。

小原さんは「中学生のリアルを追求した、ナチュラルでドキドキするような温かいお話」だと語り、「丁寧に感情の動きを描いている。日常のひとコマこそドラマチックなのでは」と千葉さんも作品への思いを語りました。
最後に、南プロデューサーは、「原作もなくロボットも魔法もない、そんなないない尽くしの作品だが、恋愛を通して未熟であった中学生の葛藤などを丁寧に描いた。うつくしい話ができたと自負しています」と迷いのない口調で述べました。
岸監督が、「中学生時代を少しずつ思い出しながら楽しんで頂けると、それもまた1つの作品の魅力になるのではないか」と語り、そして「舞台となる埼玉県川越市にも是非足を運んで欲しい」と話す TVアニメ「月がきれい」は、2017年4月放送開始予定です。
SF作品が多い印象の岸監督が、どのような「日常」を描くのか注目が集まります。

公式サイト
http://tsukigakirei.jp/

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