「ハラ ドキュメンツ 9 安藤正子―おへその庭」プレスビューレポート

2012年7月11日(水)、原美術館(東京・品川)にて安藤正子さんの展覧会「ハラ ドキュメンツ 9 安藤正子―おへその庭」の記者会見が行われました。

坪内雅美さん(当展覧会キュレーター・原美術館学芸員)が司会を行い、館長の原俊夫さん、安藤正子さんが記者会見に参加しました。

安藤さん自身に似ている肖像画について「自画像を描いているのか?」という質問があり、安藤さんは「半分自画像で半分が現実に居る人かな…。顔に関しては、どうしても似てしまうんですかね(笑)意図してる事はないのですが、そうなってしまう。」と、自身の描く肖像画について述べました。また、ドローイング作品に関して「線が奇麗ですが、描く際に試行錯誤して描いているのか、それともスラスラと描いているのか?」という質問があり、安藤さんは「探りながら描くことはありますが、だいたいは最初にイメージしていたところに進んでいく感じで描いています。」と答えました。

本展は、寡作な安藤さんの作家人生2度目の展覧会にして、美術館での初個展となっています。図版では味わいきれない安藤絵画のマチエールを鑑賞出来る希有な機会となっています。是非ご高覧下さい。

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