映画「典座 -TENZO-」が第72回カンヌ国際映画祭の批評家週間「特別招待部門」へ正式出品

「サウダーヂ」や「バンコクナイツ」の富田克也監督による最新作「典座 -TENZO-」が、第72回カンヌ国際映画祭の批評家週間「特別招待部門」へ正式出品される事が発表されました。

【ストーリー】
10年前、本山での修行期間を終えた兄弟子の倉島隆行(僧名・リュウギョウ)と弟弟子の河口智賢(僧名・チケン)は、自らの生まれた寺へとそれぞれ戻っていった。

富士山の裾野に広がる山梨県都留市、耕雲院。智賢は、住職である父と、母、妻、そして重度の食物アレルギーを抱える3歳の息子と共に暮らしている。全国曹洞宗青年会副会長としての顔も持ち、いのちの電話相談、精進料理教室やヨガ坐禅など、意欲的な活動を続けている。

一方の兄弟子・隆行は福島県沿岸部にあったかつてのお寺も、家族も檀家も、すべてを津波によって流されてしまった。今では瓦礫撤去の作業員として、ひとり仮設住宅に住まいながら本堂再建を諦めきれずにいた――。

映画「典座 -TENZO-」は2019年秋公開予定。

『典座 -TENZO-』2019年/59分/DCP
出演:河口智賢、近藤真弘、倉島隆行/青山俊董
監督:富田克也/脚本:相澤虎之助、富田克也/撮影・照明:スタジオ石/録音・整音:山﨑巌/編集:富田克也、古屋卓麿/音楽:右左口竹の会、Suri Yamuhi And The Babylon Band、NORIKIYO
題字:藤田喜彦/デザイン:今村寛/スチール:山口貴裕/VFX:定岡雅人
製作:全国曹洞宗青年会/海外担当:小山内照太郎、大野敦子/宣伝:岩井秀世/配給:空族
©全国曹洞宗青年会
公式HP:http://sousei.gr.jp/tenzo/

この記事を詳しく読む