アレハンドロ・ホドロフスキー 23年ぶりとなる最新作『リアリティのダンス』日本公開決定
『エル・トポ』(1969年)、『ホーリー・マウンテン』(1973年)、『サンタ・サングレ/聖なる血』(1989年)など、世界中に熱狂的なファンを持つアレハンドロ・ホドロフスキー監督の23年ぶりとなる最新作『リアリティのダンス』が、2014年に公開する事が決定しました。
1990年の『The Rainbow Thief』(日本未公開)以来23年ぶりとなる本作は、ホドロフスキー監督による自伝『リアリティのダンス』(文遊社刊)が原作となっています。チリの田舎町を舞台に、権威的な父親、オペラを歌うように話す母親とその息子を中心とした家族の生活を、シュールレアリスティックなタッチや残酷さも交えながら描写。鮮やかな色彩と音楽に満ちた、まさにダンサンブルな作品となっています。
ホドロフスキー監督は「おっぱいの大きな女性が出てくればフェリーニ的だと言われるし、小人が出てくればブニュエル的だ、フリークスが出てくればトッド・ブラウニング的だと言われるんだろう。しかし、私は映画史のどの監督にも似ていない。人々はあとになって『あぁこれぞホドロフスキー』と表現するけれど、私は成功するしないに関わらず、いつも新しいものを作り続けているつもりだ」と語りました。公開は2014年を予定しています。
『リアリティのダンス』
監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
出演:ブロンティス・ホドロフスキー(『エル・トポ』)、パメラ・フローレス、クリストバル・ホドロフスキー、アダン・ホドロフスキー
音楽:アダン・ホドロフスキー
原作:アレハンドロ・ホドロフスキー『リアリティのダンス』(文遊社)
原題:La Danza de la Realidad(The Dance Of Reality)
2013年/チリ・フランス/スペイン語/130分
配給:アップリンク
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