2013年3月30日(土)から、ニューヨーク在住のアートコレクターであるハーバート・ヴォーゲル(夫)とドロシー・ヴォーゲル(妻)を追ったドキュメンタリー映画「ハーブ&ドロシー 50×50」が上映されます。
前作「ハーブ&ドロシー」は2010年に日本でも公開され、半年以上上映されたロングランヒットとなりました。アート作品を購入する基準に「自分たちのお給料で買える値段であること」「1LDKのアパートに収まるサイズであること」などの決まりを設け、貧しくても豊かな人生を生きる2人の姿勢が多くの人の共感を呼びました。クリスト&ジャンヌ=クロード、リチャード・タトルといった作家の作品を購入するまでの経緯も作品内で紹介されました。
続編となる「ハーブ&ドロシー 50×50」では、佐々木芽生監督によって“発見”された2人のその後の生活が描かれます。部屋に納まりきれないほどにまでふくれあがったコレクションが、夫妻の決意のもと、全米50カ所の美術館にそれぞれ50作品ずつ寄贈するプロジェクト「50×50(フィフティ・バイ・フィフティ)」を追ったドキュメンタリー作品で、変わらないチャーミングな夫妻の日常と、彼らの作品を寄贈された美術館や展覧会に訪れるさまざまな人々が描かれ、夫妻が世界に与えた影響と生活の中にあるアートの楽しみを伝えます。しかしこの夫婦にもある日別れの時が近づき…。
「ハーブ&ドロシー 50×50」は2013年3月30日(土)から、新宿ピカデリーほか全国順次ロードショーされます。
■原題『ハーブ&ドロシー 50X50(フィフティ・バイ・フィフティ)』
■監督・製作:佐々木芽生
■公開予定:2013年3月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国順次公開
■公式サイト:http://www.herbanddorothy.com/jp/