映画『TESE』上映会

2012年2月5日、原宿・VACANTにて映画『TESE』の上映会が行われます。現在ドイツで活躍するサッカープレーヤー、鄭大世(チョン・テセ)選手の祖父母たちは、朝鮮半島から日本へと移り住んだ移民のひとりでした。チョン・テセ選手は自分の先祖に敬意を払い、日本名を名乗ることはありません。韓国籍を持つ在日3世として日本に生を受けながらも、彼は自らの祖国を北朝鮮だと信じ、北朝鮮の誇りを胸にワールドカップのピッチを駆け抜けました。

「韓国に行っても、北朝鮮に行っても日本人扱い。日本で暮らしていても、日本人扱いされない。故郷はいっぱいあるけど ホームがない…」

『TESE』は、自分のアイデンティティーを問い続け葛藤する若きストライカーを追い、北朝鮮を含む世界6ヶ国を回り、約1,000日かけ撮り続けられた壮大なドキュメンタリーです。

2012.2.5 (sun)
at VACANT
open 15:00/ start 15:30
料金:¥1,800

上映
「TESE」http://chongtese.net/
(2011年/日本/カラー/85分/HD撮影)

作品概要
■監督:姜成明
1979年生まれ。在日コリアン3世。早稲田大学卒業後、「ヒストリーチャンネル」番組制作でキャリアをスタート。
2008年には本作品の前作となる「祖国の選択」を演出。主に海外ドキュメンタリーを中心に活動を行う。

■製作:萩尾裕茂小曽根太川村英己 ■プロデューサー:楠智晴、内田英治 ■編集:新田憲太郎 ■整音:三浦哲男
■企画協力:EvolutionInc. ■製作:東京さくら印刷/ロード・トゥ・シャングリラ/エイチ・ケイ・リミテッッド

© 2011「TESE」製作委員会

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