第64回カンヌ国際映画祭開幕

第64回カンヌ国際映画祭が開幕しました。13日のオープニングパーティーは「The (BELVEDERE) RED Party」と題されて、イギリスのロックバンド「デュランデュラン」のライブ演奏も。多くのセレブリティもこのライブに熱狂。俳優のジュード・ロウやバネッサ・ハシェンズ、歌手のジェイミー・フォックスなどがこのパーティーを満喫した。

また、翌日14日にはオフィシャルスポンサーのルノーの車に乗り込んだセレブたちが続々とレッドカーペットセレモニーに登場。今回の審査委員長を務めるロバート・デ・ニーロをはじめ、ジョニー・デップ、ユマ・サーマン、映画監督のウッディ・アレンなどがレッドカーペットを颯爽と歩いた。

最高賞「パルムドール」を競うコンペディション部門に日本からは二作品、フランスで圧倒的な人気をほこる河瀬直美監督の「朱花(はねづ)の月」、三池崇史監督「一命」がノミネートされている。さらにダルデンヌ兄弟(ベルギー)、ラース・フォン・トリアー(デンマーク)、ナンニ・モレッティ(イタリア)などのカンヌ国際映画祭の常連監督の名前も。そしてあのテレンス・マリックも6年ぶりの新作でノミネートされている。

また、「ある視点」部門も面白い事になっている。ガス・ヴァン・サント(アメリカ)やキム・ギドク(韓国)ら、コンペにノミネートされてもおかしくない面々が名を連ねている。

本映画祭は22日まで開催される。はたして、日本勢の受賞はなるか。パルムドールは最終日の22日(日本時間23日)に発表される。

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