ユニクロ、GUが店頭での使い捨てプラスチック包装を85%削減へ

2019年9月から、ユニクロとGUが、店頭での使い捨てプラスチック包装を85%削減すると発表した。

ユニクロ、GUを展開するファーストリテイリングは、地球環境に配慮した持続可能な事業構築に向けた取り組みの一環として、使い捨てプラスチックの使用削減に関するグループ方針を策定した。これに基づき、2020年中を目処に全世界のユニクロ、GUなどの店舗にて、ショッピングバッグと商品パッケージの85%に当たる約7,800トンの削減を目指す。

2018年7月、大手コーヒーチェーンの「スターバックスコーヒー」が、2020年までに日本を含む全世界2万8000以上の店舗で、環境の保全を目的に、プラスチック製ストローの提供をやめると発表した事が話題となり、その後も多くの飲食店で呼応し、プラスチック製品の廃止を発表している。プラスチック製品が深刻な海洋汚染の原因として問題視されており、スターバックス以外にも、マクドナルドなども対応するとしている。

ファーストリテーリングは改善の取り組みとして、「プラスチック製ショッピングバッグの廃止と環境配慮型紙袋への切り替え」、「オリジナルエコバッグの販売と、利用促進に向けたショッピングバッグの一部事業での有料化」、「商品パッケージのプラスチック撤廃・代替素材への切り替えに向けた具体的検証の開始」の3つを挙げている。

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