LVMHグループが2018年の決算を発表し、売上高が468億ユーロと過去最高記録を更新しました。
LVMHは記録更新の背景として、ヨーロッパ・アメリカ・日本を代表するアジアのマーケットの継続的な成長、ワインとスピリッツにおける良質なブドウの収穫、グループ売上の大部分を占めるルイ・ヴィトンの好調な売上、主要ブランドの香水および化粧品が順調に推移したことを主な理由に挙げています。
2018年はいくつかのメゾンにおいてクリエイティブディレクターの変更がありました。セリーヌにはエディ・スリマン、クリスチャン・ディオールのメンズにはキム・ジョーンズ、ルイ・ヴィトンのメンズにはヴァージル・アブロー、ベルルッティにはクリス・ヴァン・アッシュが新たにデザイナーとして就任しています。その他にも、ジバンシー、ロエベ、ケンゾー、リモワなども売上が堅調で、時計やジュエリーは利益が急増しています。
LVMHは歌手のリアーナとの事業計画が噂されるなど、その存在感を益々高めています。服飾や装飾品、洋酒以外にも、VRやAIなどの最新テクノロジーへの投資など、グループ全体で様々な取り組みを行っています。
【Record results for LVMH in 2018】
https://www.lvmh.com/news-documents/press-releases/record-results-for-lvmh-in-2018/