2015年10月31日(土)、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、第28回東京国際映画祭クロージングセレモニーが行われました。
クロージングセレモニーでは、今年新設された「ARIGATŌ(ありがとう)賞」の受賞式も行われました。「ARIGATŌ(ありがとう)賞」は、日本映画界へ目覚ましく貢献している方々へ贈られる、今回あらたに新設された賞です。授賞式には椎名保ディレクター・ジェネラル、日野晃博さん(株式会社レベルファイブ社長)、広瀬すずさん、樹木希林さん、リリー・フランキーさん、細田守監督が登壇しました。
コンペティション部門最高賞には、ホベルト・ベリネール監督の「ニーゼ」が選ばれました。「ニーゼ」は、ユングの理論を実践し、常識に挑む勇気を持った精神科医の苦闘をストレートに描く、実話に基づいた作品です。その他の受賞は以下。
コンペティション部門
東京グランプリ 『ニーゼ』
審査員特別賞 『スリー・オブ・アス』
最優秀監督賞 ムスタファ・カラ監督『カランダールの雪』
最優秀女優賞 グロリア・ピレス『ニーゼ』
最優秀男優賞 ローラン・モラー/ルイス・ホフマン『地雷と少年兵』
最優秀芸術貢献賞『家族の映画』
アジアの未来部門
作品賞 『孤島の葬列』
国際交流基金特別賞 デグナー監督『告別』
日本映画スプラッシュ部門
作品賞 『ケンとカズ』
WOWOW賞『カランダールの雪』
観客賞 『神様の思し召し』
最後に、本映画祭クロージング作品『起終点駅 ターミナル』の篠原哲雄監督、本田翼さん、佐藤浩市さん、尾野真千子さんが登壇しました。
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