Entertainmentchevron_right悠木碧さんらが登壇「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ［新編］叛逆の物語」公開記念イベント

2013年10月25日深夜から26日にかけて、新宿バルト9にて「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ［新編］叛逆の物語」の公開記念イベントが開催されました。

劇場公開前夜の25日には、最速上映に約400人、24時からの劇場グッズ販売に約300人、計約700名のお客がバルト9に集まりました。最速上映館はバルト9を含め、全国の上映劇場129館のうち51館の劇場にて行われました。
新宿バルト9スクリーン9で行われた「最速上映カウントダウンイベント」には、鹿目まどか役の悠木碧さん、司会にニッポン放送の吉田尚記アナが登壇し、会場を盛り上げました。上映開始のカウントダウンは、会場を埋め尽くしたお客さんと一緒に行いました。

翌日の26日には初日舞台挨拶が行われ、「最速上映カウントダウンイベント」に引き続き、悠木碧さん、暁美ほむら役の斎藤千和さん、巴マミ役の水橋かおりさん、美樹さやか役の喜多村英梨さん、佐倉杏子役の野中藍さん、キュゥべえ役の加藤英美里さん、百江なぎさ役の阿澄佳奈さんが登壇しました。
初日のチケットは殆ど売り切れてしまっていて、それを聞いた水橋かおりさんは「実はまだ見ていないんです。試写とかあったのですが、どうしてかというと皆さんと一緒に映画館で見たいと思っていて。今、完売という知らせを聞き、大変絶望しております。」とコメントしました。野中藍さんが「これから始まりますが、準備は大丈夫ですか？」と会場に問いかけると「はい！」「大丈夫です！」とお客が呼応し、それを受けて「本当ですか？是非楽しんで頂けたら嬉しいな、って思います。」（『それはとっても嬉しいなって』がTVシリーズ第2話の鹿目まどかの台詞）と、悠木さんの御株を奪うコメントをしました。最後に全キャストからの挨拶で大盛り上がりの舞台挨拶は幕を閉じました。

阿澄佳奈さん「今回、新キャラクターとして参加出来て嬉しく思っています。新キャラの動向も含め、新編の内容は色んな解釈、色んな考えがあると思うのですが、今日一日とは言わず、しばらく考え込んで下さい。そんな作品になっていると思います。是非楽しんでいって下さい。」

加藤英美里さん「見る前の皆さんの表情と、見終わった後の皆さんの表情が気になる事と、あすみんも言ってましたが、一回見るとしばらく考える時間が出来ると思いますが、その後また見たいと思う仕上がりになっているので、是非楽しんで見て頂けたらな、って思っています。楽しんでいって下さい。」

野中藍さん「グダグダなコメントしか出来ずすいません（苦笑）新編ですが、杏子を演じるのは最後のつもりで演じ切りました。本編では、可愛くてかっこいい杏子が登場すると思いますので、今日はゆっくり楽しんで帰って下さい。」

喜多村英梨さん「この作品はキャラクターの人生を深く掘り下げる見応えのある作品になっています。自分のキャラだけではなくて、他のキャラクターの一つ一つの台詞が色んな解釈が出来る仕掛けになっていますし、耳を閉じたり目を閉じたりしないように、しっかりと見届けて頂きたいと思います。そして、さやかの『もう残念なんて言わせない』の台詞の意図をどう解釈してもらえるのか楽しみです。今日はどうもありがとうございました。」

水橋かおりさん「すごくいい意味で、この作品はまだ未完成です。何でかというと、私たちキャストと、スタッフとみんなで作ってきましたが、まだお客さんが見ていない。お客さんが見てくれて初めて完成するというのはTVシリーズの頃から思っていて、最後のパーツを自分で埋めるという気持ちで見てくれると、言葉の意味が分かってくれると思います。皆さんの心の中に生まれた感想とか感動とか、そういうのがこの作品の最後のピース、そういう心で、最後まで楽しんで下さい。宜しくお願いします。」

斎藤千和さん「舞台挨拶などで素敵な事が言えたらと思うのですが、そうやって改めて何か言おうと思うと、実は何も無くて、それは何故かというと、ここに居るキャスト全員、全て出来る事は映画に全部籠めて置いてきています。私にとってすごく大切な作品で、ほむらを演じるにあたって中途半端な事は一切していません。是非、まっすぐに受け止めてください。」

悠木碧さん「まどか役として、こんな素晴らしい先輩たちと、こうして中心に立たせて頂いているのはいつだってドキドキするのですが、皆さんの応援とあったかいキャスト、スタッフに囲まれて、色んな所でまどかに触れていただく機会が出来て、新しいお話が本編に続いて出来るって本当に愛されているんだなぁって感じます。声優の仕事って、半日とか一日とかになってしまうんですけど、その時間でいかに自分たちがキャラクターと一緒に、死んだり生きたり楽しんだり大切なものを失ったりすごく一生懸命喜んだりするのを詰め込めるかなんじゃないかって、今先輩たちに教えてもらっている最中です、私。なので、私たちが短い時間にこめた彼女たちの一生、是非皆さんと一緒に味わって頂けたら、“それはとっても嬉しいなって”思ってしまうのでした。今日はありがとうございました。」

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ ［新編］叛逆の物語』は、2013年10月26日（土）から全国劇場でロードショー。

©Magica Quartet／Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion