2012年3月31日、4月1日に千葉・幕張メッセにて「アニメコンテンツエキスポ2012」が開催されました。昨年は東日本大震災の影響もあって開催が中止されましたが、今年は予定通り開催されました。「アニメコンテンツエキスポ」は、「東京国際アニメフェア」に参加していたコミック社らが「東京都青少年健全育成条例改正」に反対する形で開催された、いわば対抗イベントとなります。
幕張メッセ会場内では、アニプレックス、ニコニコ動画などの人気ブースを中心に多くのアニメファンで賑わっていました。
最も人気のあったブースのひとつアニプレックスブース内では、「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版の予告が。会場ではアニメコンテンツエキスポ限定使用の劇場鑑賞券が販売されました。また、「交響詩篇エウレカセブン」の続編「エウレカセブンAO」や、映画「BLOOD-C The Last Dark」の特設コーナーには多くの人だかりが出来ました。
通路展示物コーナーでは文化庁メディア芸術祭でお披露目された「魔法少女まどか☆マギカ」の登場人物、鹿目まどかの等身大フィギュアが展示。沢山の人が携帯電話やデジタルカメラでフィギュアを撮影していました。また、グッドスマイルカンパニーブースでは、ダウンロード不要のオンラインゲーム「魔法少女まどか☆マギカ オンラインが紹介されるなど、“まどか人気”が印象的でした。
4月1日から開通された日本初のスマートフォン向け放送局「nottv(ノッティーヴィー)」ブースでは、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」とのコラボレーションによる特別仕様スマートフォン「docomo NEXT series SH-06D NERV」が公開、「nottv(ノッティーヴィー)」にて紹介番組が生放送されました。
その他には、アニメに出演する声優によるトークイベントやミニライブが特設会場で行われ、こちらも大人気。このイベント入場を求めて、入場券を複数購入する熱烈なアニメファンも多数現れました。(注・ステージイベントに参加するためには事前にステージ観覧への応募が必要となり、ステージ観覧の応募には、ACE入場券(ステージ観覧抽選応募権付き)の購入が必要の為)どのブースにも多くのファンが訪れ、会場は人で溢れていました。また、特設フードコーナーや、限定アイテムを販売したアニメイトブースでは、1.5~5時間もの待ち時間となる行列ができました。
初日となる31日には、強風の悪天候により京葉線が一時ストップするなどのトラブルもありましたが、深夜アニメ・声優ファンで埋め尽くされたアニメコンテンツエキスポ。来年度の開催については今のところ未定となっています。