〈印刷会社が受注制限〉深刻な紙不足でコミケなどの同人誌イベントにも影響か

印刷各社で、用紙の注目集中や全国的な用紙の供給減にともない、一部の商品を制限する動きが増えています。

近年、印刷・情報用紙の値上げが相次いで起きました。主な理由としては、原油価格の上昇が上げられます。重油などの燃料価格の上昇は、直接的には紙の材料には当てはまりません。しかし、紙を作る工程において、エネルギーとして利用されるのが重油となり、間接的に紙の値上げに繋がっています。

また、2000年代から進むデジタル化の波に影響され、印刷・情報用紙の総出荷量が年々マイナスが続いており、製紙メーカーが供給を絞っている事も、印刷各社の注文制限に影響を及ぼしています。印刷各社は公式サイトにて、受注制限の呼び掛けを行っています。

【グラフィック】一部商品の注文受付停止及び用紙併用のお知らせ
https://www.graphic.jp/information/new_service#1535

【プリントパック】一部商品のご注文制限に関しまして
https://www.printpac.co.jp/contents/stop/

ネットでは、同人誌販売イベントに参加している製作者などから、不安の声も上がっています。

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