「不正プログラム書き込み疑い補導」に関してGoogleスタッフが警察に提言
2019年3月4日に兵庫県警が行った「不正プログラム書き込み疑いがある女子中学生の補導」について、GoogleスタッフがTwitterにて警察へ提言。ネットで話題になっています。
兵庫県察は2019年3月4日、クリックすると同じ画面が表示され、消えなくなる不正なプログラムのアドレスをインターネットの掲示板に書き込んだとして、女子中学生を補導しました。
この件に関して、Google ChromeのWebセキュリティを担当しているスタッフが、Twitterにて警察へ提言し、大きな話題になっています。
ちょっと待て✋
— Mariko Kosaka (@kosamari) March 4, 2019
"クリックすると、画面の真ん中に「何回閉じても無駄ですよ〜」という文字や、顔文字などが表示され続ける"
コード見てないけど…何度閉じても戻ってくるメルマガとか有料会員のお願いとかと仕組みは同じな気がするんだが…
不正プログラム書き込み疑い補導https://t.co/AXqqghsDmp
調べた。普通にwindow.alertの無限ループだった。タブ閉じたら普通に消えた。
— Mariko Kosaka (@kosamari) March 4, 2019
繰り返しますけど、警察の皆様、私Google Chromeでwebセキュリティ周りの周知を担当していますので、多くの人にブラウザの仕組みを理解してもらうのが業務です。呼んでいただければいつでも出向きます🙏 https://t.co/v77Xj4zOGp
腑に落ちないので何度も言いますけど、`for(;;){window.alert('lol')}` が「不正指令電磁的記録に関する罪」ですよ(しかも今回は作成が問われたんじゃなくて共用が問われてる)。
— Mariko Kosaka (@kosamari) March 5, 2019
誰が不正指令電磁的記録か判断してるの?書類送検受けた検察はどんな取調べするの?
今回の件に関してネット上では、不可解な補導への反対意見も多く溢れていました。