1971年にテキサス州のヒューストンに建築されたロスコ・チャペルは、修復を目的として、ヒューストン基金から200万ドルの助成金が授与された。
ロスコ・チャペルはアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されており、マーク・ロスコの記念碑的なペインティング作品が14点収められている。ロスコ・チャペルは2019年の3月より閉鎖されており、今回の助成金により、天窓、照明、出入り口などが再構成される。
ロスコ・チャペルで忘れてはならないのが、モートン・フェルドマンが発表した、礼拝堂の完成式のために作曲された作品だ。ソプラノ、合唱、ヴィオラ、チェレスタ、打楽器で構成され、5つの楽曲が収録されている。
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