森美術館にて「塩田千春展:魂がふるえる」が開催

2019年6月20日から、森美術館(東京・六本木)にて、「塩田千春展:魂がふるえる」が開催されます。

ベルリンを拠点にグローバルな活躍をする塩田千春さんは、記憶、不安、夢、沈黙など、かたちの無いものを表現したパフォーマンスやインスタレーションで知られています。しばしば個人的な体験を出発点にしながらも、その作品はアイデンティティ、境界、存在といった普遍的な概念を問うことで世界の幅広い人々を惹きつけてきました。なかでも黒や赤の糸を空間全体に張り巡らせた圧倒的なインスタレーションは、塩田千春さんの代表的なシリーズとなっています。

本展は、塩田千春さんの過去最大規模の個展です。副題の「魂がふるえる」には、言葉にならない感情によって震えている心の動きを、他者にも伝えたいという作家の思いが込められています。大規模なインスタレーション6点を中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、20年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会になります。

「塩田千春展:魂がふるえる」の会期は、2019年6月20日から10月27日まで。

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