2020年に、アーティストのクリストが、パリの凱旋門を梱包した作品を発表します。
1958年に、パリで梱包作品などを制作し始めたクリストは、妻のジャンヌ=クロードと1961年頃から共同制作を開始し、1964年にはニューヨークへ移住しました。その後も、様々な場所を梱包し、作品を発表しています。梱包以外では、ロッキー山脈の谷に巨大なカーテンを吊るした「ヴァレー・カーテン」があります。
パリの凱旋門で行われる「L’Arc de Triomphe, Wrapped 」という名の本プロジェクトは、約25,000㎡(270,000平方フィート)のリサイクル可能な銀色を含む青い布で覆い、約7010メートル(23,000フィート)の赤いロープで凱旋門を包みます。
本作品は、パリのポンピドゥーセンターで開催されるクリストの展覧会にあわせて、2020年4月6日から4月19日までの14日間公開されます。