2019年6月に、画家のゴッホが自殺した際に使用したとされる拳銃が、オークションに出品されます。
ゴッホはパリ郊外のオーヴェル=シュル=オワーズで1890年7月27日に拳銃自殺を図り、その後、戻った宿で死亡しましたが、自殺に使用された拳銃は発見されませんでした。1960年頃、オーヴェル=シュル=オワーズの農民が農作業中にゴッホが自殺したとされる現場から、さび付いた拳銃を発見しました。
しかし、2011年に、ピュリツァー賞を受賞したアメリカの作家2人が、ゴッホは自殺ではなく他殺であると主張した本を出版しました。ゴッホ美術館は『長らく信じられてきた自殺説を捨て去るのは時期尚早』とコメントを発表しています。
オークションの推定価格は、45,000から67,000ドルとされています。