荒木悠展「LE SOUVENIR DU JAPON ニッポンノミヤゲ」

2019年4月3日から、資生堂ギャラリー(東京・銀座)にて、荒木悠さんの個展「LE SOUVENIR DU JAPON ニッポンノミヤゲ」が開催されます。

荒木悠さんは、1985年山形市生まれのアーティスト・映像作家です。2007年ワシントン大学サム・フォックス視覚芸術学部美術学科彫刻専攻を卒業。2010年東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。2013年スペイン・サンタンデールのボティン財団主催タシタ・ディーン・ワークショップに参加。2017-8年ゲスト・レジデントとして韓国光州の国立アジア文化殿堂およびオランダ・アムステルダムのライクスアカデミーに滞在し、現在に至ります。

近年は、国立国際美術館(大阪)、無人島プロダクション(東京)、岡山芸術交流2016(岡山)、横浜美術館ギャラリー1(横浜)、ジョアン・ミロ財団現代美術研究センター(バルセロナ)、ダラス・コンテンポラリー(ダラス)など、国内外にて作品を発表しています。

荒木さんは2018年のロッテルダム国際映画祭でTiger Awardを受賞し、2019年4月7日までキエフのピンチューク・アートセンターで開催されている「Future Generation Art Prize」の最終候補にも選出されました。世界各地での滞在制作などを通して、文化の伝播と誤訳、その過程で生じる差異や類似などに着目し、社会・歴史を背景にした映像作品を制作しています。

本展では、荒木さんの新作も展示されます。会期は2019年4月3日から6月23日まで。

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