「ソフィ・カル Parce que(なぜなら)」開催

2019年2月2日から、ギャラリー小柳(東京・銀座)にて、ソフィ・カルによる展覧会「Parce que(なぜなら)」が開催されます。

ソフィ・カルは1953年、パリ生まれのアーティストです。映像などを組み合わせたインスタレーションを中心に発表し続けているフランスを代表する現代美術家の一人です。ロンドンのテート・ギャラリー(1998年)やパリのポンピドゥー・センター(2003年)で個展が開催されたほか、2007年には第52回ヴェネチア・ビエンナーレにフランス代表で参加するなど、国際的に活躍しています。

本展では、国内初となる「Parce que」シリーズから新作9点が展示されます。本シリーズの作品は額装写真の前面にテキストが刺繍された布が垂らされ、その布をめくると写真が現れる構造となっています。「Parce que(なぜなら)」から始まるテキストは、なぜこのイメージなのか、なぜアーティストがこの瞬間、または特定の場所を選んだのかを説明しています。

本展の同時開催として、ペロタン東京にて「My Mother, My Cat, My Father, in That Order.(私の母、私の猫、私の父、この順に。)」が2月2日から開催されます。また、品川の原美術館でも、1999年に原美術館で開催された個展「限局性激痛」をフルスケールで再現した展覧会『「ソフィ カル―限局性激痛」原美術館コレクションより』が3月28日まで開催されています。

展覧会名:「ソフィ・カル My Mother, My Cat, My Father, in That Order.(私の母、私の猫、私の父、この順に。)」
会期:2019年2月2日(土)〜3月10日(日)
会場:ペロタン東京
   東京都港区六本木6丁目6-9
URL:https://www.perrotin.com

この記事を詳しく読む