2018年8月24日、小山登美夫ギャラリー、シュウゴアーツ、タカ・イシイギャラリーの3会場にて、「東京 アラカルト -The Backers Foundation and AIT Residence Programme (The BAR) 10年の記憶」展が開催されます。
バッカーズ・ファンデーションとNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]は、2007年から2017年まで、アーティスト・イン・レジデンスプログラムを協働で行い、欧米をはじめ中南米やアフリカ、東南アジアの国々から毎年2名、これまで10年間に渡り計15カ国から20名におよぶ気鋭のアーティストを招聘し、日本でのリサーチと作品制作の支援を行ってきました。社会貢献活動を軸にプロジェクトを「バックアップする」ことを目的とする企業家やビジネスの専門家と、現代アートのさまざまなプログラムを手がけるNPOとの連携が特徴である本プログラムは、これまで都内のギャラリーから協力を得て、アーティストが滞在中に制作した新作を広く紹介する機会を創出してきました。その一部はバッカーズ・ファンデーションが所蔵しています。
「東京 アラカルト -The Backers Foundation and AIT Residence Programme (The BAR) 10年の記憶」展では、小山登美夫ギャラリー、シュウゴアーツ、タカ・イシイギャラリーの3会場を結び、日本に滞在した20名のアーティストによる作品を一同に展示します。本展では、3つのギャラリー空間を、東京のこれまでと今を見つめる「Urban Space=都市空間」、「Inhabitants=住まう人びと」、「Imaginative Memory=空想」とゆるやかにテーマを掲げて構成されます。本プログラムが辿った10年の歩みの異なる時期に制作された作品群は、時に共鳴して語り合い、私たちが暮らす東京の姿を考察する視点に繋がっていきます。
「東京 アラカルト -The Backers Foundation and AIT Residence Programme (The BAR) 10年の記憶」展の会期は8月24日から9月1日まで。