2017年4月15日(土)、ハギワラプロジェクツ(東京・初台)にて、今井俊介さんの個展「float」が開催されます。
今井俊介さんは1978年、福井県生まれの作家です。2004年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。今井さんは、色彩や構図、形といった基本的な要素に基づく絵画の可能性を探求し、「見ること」の本質を問う作品を制作しています。近年はファッションブランドとのコラボレーションや、出力紙を使った大型壁面作品、また布を使って撮影された映像作品を発表するなど、活動の幅を広げながら、作品の可能性の拡張を試みています。
本展では、原点である平面作品に戻り、大型の作品を中心としたペインティング作品が発表されます。彩度が絶妙な色の選択や精密な筆使いにより画面の強度が高められた作品は、平面性を前面に打ち出しながらも観る者に新鮮なイリュージョンを与えます。
「float」の会期は2017年5月14日(日)まで。