ライアン・ガンダー「In practice simplicity has never been a problem」

2016年7月1日(金)から、TARO NASUにて、ライアン・ガンダーの個展「In practice simplicity has never been a problem」が開催されます。

ライアン・ガンダーは1976年イギリス、チェスター生まれの作家です。現在はロンドン、サフォークにて制作活動。「第54回ヴェネチアビエンナーレ」、「ドクメンタ(13)」、「第9回上海ビエンナーレ」などの世界的に有名な国際展に多数参加しています。

本展で発表される新作は、playmobilを用いた立体のインスタレーション作品となります。playmobilとは、LEGOと並んで世界で愛される子ども向けの組立て式の人形(フィギュア)です。人間の特徴を職業や国籍、時代背景に合わせて単一的に表現することで知られています。展示されるのは、会場を取り囲む500体のフィギュアと、playmobilを模したかのように見える銅像5体。いずれもパーツの組み合わせが従来のplaymobilとは異なり、見慣れたフィギュアとの違和感を感じさせます。

日常に見慣れたはずのものを用いて、常に新しい気づきを与えるライアン・ガンダーは、「アートの価値は想像力を刺激すること」と述べています。また、ライアン・ガンダーは10月から開催される「岡山芸術交流」にも参加します。本展の会期は7月30日(土)まで。この機会に是非ご高覧ください。

岡山芸術交流
Okayama Art Summit 2016
会期:2016年10月9日(日)~11月27日(日)
会場:旧後楽館天神校舎跡地、岡山県天神山文化プラザ、岡山市立オリエント美術館、旧福岡醤油建物、シネマ・クレール丸の内、林原美術館、岡山城、岡山県庁前広場ほか
http://www.okayamaartsummit.jp

【問い合わせ先】
岡山芸術交流 実行委員会 事務局
TEL 086-221-0033
FAX 086-221-0031
info@okayamaartsummit.jp
〒700-8544 岡山市北区大供1丁目-1-1 岡山市役所3階

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