2016年5月21日(土)から、無人島プロダクション(清澄白河)にて、八木良太さんの個展「メタ考古学」が開催されています。
八木さんは1980年、愛媛県生まれの作家です。2003年に京都造形芸術大学空間演出デザイン学科を卒業。「見えないものの可視化/聞こえないものの可聴化」をテーマに作品制作を行い、音響作品をはじめとして、オブジェや映像、インスタレーションからインタラクティブな作品など、表現手法は多岐にわたります。
本展では、メディアアートの手法によって時間の厚みや重さを可視化した作品が展示されています。ランダム・ドット・ステレオグラムを利用した作品、縄文土器の縄目文様から着想した音と陶器の作品、砂の中に埋もれた音を発掘作業をするような感覚で探りあてる作品などの新作で構成されています。
八木さんの無人島プロダクションでの個展は、約3年ぶりとなります。会期は6月26日まで。この機会に是非ご高覧ください。