2016年5月14日(土)から、小山登美夫ギャラリーにて、オノ・ヨーコさんの個展 「硝子の角」が開催されます。
オノ・ヨーコさんは1933年東京生まれの作家です。近年の大規模な個展は「Yoko Ono:One WomanShow, 1960-1971」(2015年、ニューヨーク近代美術館)、「YOKO ONO: FROM MY WINDOW」(2015-16年、東京都現代美術館)が開催され、共に大きな反響を呼びました。2000年から2002年にニューヨークのジャパン・ソサエティーが企画した回顧展「YES オノ・ヨーコ」展は、北米6都市を巡回し、アメリカ美術批評家国際協会のニューヨークでの最優秀美術館展賞を受賞しています。その他にも、2009年にはヴェネチア・ビエンナーレにて生涯業績部門の金獅子賞を受賞しています。
本展は、鍵、ハンマー、シャベルをモチーフとした、2014から2016年に制作されたガラスのエディション作品と、「Yoko Ono Women's Room」(2003年、パリ市立近代美術館)にあわせ出版された書籍「Spare Room」のテキストを障子を用いたインスタレーションで構成されています。
小山登美夫ギャラリーでの個展は、5年ぶり2回目の開催となります。この機会に是非ご高覧ください。