棚田康司展「バンドゥン スケッチ」

2016年4月6日(水)から、ミヅマアートギャラリーにて、棚田康司さんの個展「バンドゥン スケッチ」が開催されています。

棚田康司さんは1968年、兵庫県明石市生まれの作家です。2001年文化庁芸術家在外研修員としてベルリンに滞在。ミヅマアートギャラリーでは99年から個展を開催しています。2005年には「第8回岡本太郎記念現代芸術大賞」の特別賞を受賞しています。

時代の流れと常に寄り添いながら制作をする棚田さんは、より深い探究心を持って、2015年10月にインドネシアのジャワ島西部の都市、バンドゥンへ渡りました。本展で展示される作品は、2ヶ月におよぶ滞在中に制作された12体の少年少女のトルソです。トルソシリーズは、新たな表現の実験の場であり、新鮮な感情や発想を反映しやすく、自身の作品においてスケッチ的な存在だと棚田さんは言います。

また本展では、バンドゥンの記憶を辿りながら帰国後に制作した最新作の立像一点も発表されます。会期は5月14日(土)まで。この機会に是非ご高覧ください。

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