2016年3月26日からマーグ財団美術館で開催されている「Espace, Espaces ! / Space, Spaces」にて、チームラボのアート作品「冷たい生命」が展示されています。
チームラボは、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、絵師、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、編集者など、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団です。アートの活動においては、世界的なギャラリーの一つであるペースギャラリーで作品が取り扱われるなど、現代美術の領域でも注目されています。
「冷たい生命」
本作品は『生命は生命の力で生きている』の表面を剥がし、その構造を明らかにしている。
コンピュータでは、三次元の物体の形状を、網目状の線の構造で記述された抽象的で高次の情報で表現される。三次元で描かれているものは、その表面を剥ぐと、網目状の線の集合でできている。表面を剥いだ状態、つまり構造で記述された抽象的で高次の情報の状態のままで表現している。
「Espace, Espaces ! / Space, Spaces」の会期は2016年5月16日(月)まで。
teamLab, 2014, Digital Work, 7min 15sec (loop), Calligraphy: Sisyu