2014年12月13日から12月26日まで、カイカイキキギャラリー(東京・麻布)にて、小嶋亜創さんの陶展が開催されます。
小嶋亜創さんは、1978年長野生まれの作家です。米、野菜、味噌、醤油など、食べ物はほぼ自給自足で暮らしています。1997年から百姓を志し、全国の農業農家に居候しながら旅をはじめ、2000年から独学で作陶、築窯を開始。2004年には長野県大町市に移住し、築200年の廃屋を直し、半農半陶生活を始めます。2010年に自宅敷地内にギャラリー「胡坐市」を立ち上げました。
今回の個展では、三島手、鉄絵、焼締め、刷毛目など、多種多様な焼き物が並びます。特定な技法に限定せず、ストイックな生活とは裏腹に、作品の幅に柔軟性があるのが小嶋さんの特徴ですが、今展の為に、新たに挑んだ新作も引っさげ、1,000点以上の作品が出展されます。会期中である12月21日(日)にはギャラリートークも開催。2015年初春には、小嶋さんの一年の暮らしを綴った書籍がKaikai Kikiから刊行予定となっています。
カイカイキキギャラリーでは、小野哲平さん、村田森さんに次いで3人目となる陶展の開催となります。この機会に是非ご高覧下さい。