「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」

2014年9月27日(土)から、東京都現代美術館(清澄白河)にて、「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」が開催されます。

ミシェル・ゴンドリーは、数々の独創的な長編映画や短編映画、ミュージック・ビデオの作り手として、国際的な賞をいくつも獲得しているフランス出身の映画監督です。映画作品の他にも、ビョーク、ホワイト・ストライプス、ザ・ローリング・ストーンズ、ベック、ダフト・パンク、ケミカル・ブラザーズ、フー・ファイターズ、シェリル・クロウ、カイリー・ミノーグ、ポール・マッカートニーなど、名だたるアーティストたちのミュージック・ビデオを手掛け、数々の賞を受賞しています。

本展は、そんな世界で活躍する映像作家としての顔と、アマチュア映画愛好家としての顔を持ち合わせるゴンドリーの魅力に、「ホームムービー・ファクトリー」、「Around the World in 19 Videos」の2部構成で迫っていきます。第1部「ホームムービー・ファクトリー」は、ゴンドリーが考案した独自の映画制作方法で、来場者が実際に映画作りに参加することができる体験型展示です。この展示は2008年にニューヨークのダイチ・ギャラリーで開催されて以来、モスクワ、サンパウロ、パリなど各都市に巡回してきました。この度の東京都現代美術館での開催はアジアで初となります。第2部「Around the World in 19 Videos」では、ユニークなアイディアの詰まったミュージック・ビデオの傑作をインスタレーション形式で紹介。伝説的なダフトパンクの「アラウンド・ザ・ワールド」から、詩情あふれるビョークの「ハイパーバラッド」、「バチェラレット」、「ヒューマン・ビヘイヴィアー」、最新作メトロノミーの「ラブレターズ」まで、新旧19の名作が上映されます。

本展の会期は2015年1月4日(日)まで。この機会に是非ご高覧下さい。

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