2013年9月21日（土）から10月18日（金）まで、カイカイキキギャラリー（東京・麻布）にてアンセルム・ライラの個展『INTO THE VOID』が開催されます。
アンセルム・ライラは1970年、ドイツ・テュービンゲン生まれの作家です。Staatliche Akademieder Bildenden Künste（シュトゥットガルトおよびカールスルーエ）でアートを学び、2009年からはHochschulefür Bildende Künste（ハンブルグ）でペインティングの教授として教鞭をとっています。ロサンゼルスMOCA、テートモダン、ロイヤルアカデミーオブアーツなどの権威ある場所で作品が展示され、近年ドイツでは抽象表現主義と形式主義を扱うアーティストの代表的存在となっています。
本展はアンセルム・ライラによる日本で初の個展となります。タイトルの「INTO THE VOID」は、イギリスのロックバンド「ブラック・サバス」の曲名に由来しています。本展ではクラシカルなタイプの作品だけでなく、壁一面消化器を噴射した大胆なペインティングや、レーザー、廃材などで仕上げた作品も展示されます。
本展と同時に、2013年4月にHidari Zingaro Berlin（ドイツ・ベルリン）にて行われたアンセルム・ライラ キュレーション展「SPECTRA VISION」に参加したアーティストが日本で再集結します。中野ブロードウェイにある、Hidari Zingaro、Oz Zingaro、Kaikai Zingaroの3店舗を使用しての大規模キュレーション展が同時開催されます。
アンセルム・ライラは2013年9月22日（日）に東京都立産業貿易センターで開催される「GEISAI#19」の審査員としても参加します。アンセルム・ライラの日本で初めてとなる個展、この機会に是非ご高覧下さい。