名和晃平 -シンセシス-

東京都現代美術館では、6月11日(土)から8月28日(日)にかけて、「名和晃平 -シンセシス-」が開催されます。

名和さんの作品は、ビーズやプリズム、発砲ポリウレタン、シリコーンオイルなどの流動的な素材・メディアを情報社会における感覚や思考のメタファーとして扱い、デジタルとアナログの間を揺れ動く身体と知覚、完成のリアリティを表現しています。

作家の名和さんは1975年大阪生まれ。国内外で数々の個展、グループ展を開催し、感覚や思考のメタファーとしてのマテリアルを「Cell」という概念をもとに、様々な表現へと展開されています。現在は京都造形大学で准教授としても活躍中。

名和さんは以前から、BEAMSとのプロジェクトやKDDIのiidaプロジェクトなど、日常に近いファッションと非日常的なアートの結びつけを行っています。普段美術館に足を運ぶ事が少ない方も、体感して楽しむ名和作品にふれる事によって、アートの楽しみが体感出来る事と思います。今回はその過去のコラボレーション作品等も展示されます。多義的に展開される作品群を是非体験して下さい。

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